第 174回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

プログラムを公開いたしました.
概要

※発表申込締切を2017年7月7日(金)に延期しました。原稿締切は変更ございませんのでご注意ください。

■テーマ:   歴史・文化とインタラクション
■開催期間:  2017年8月23日(水)-24日(木) ※泊まり込み形式での開催
■開催場所:  聖護院御殿荘(京都市左京区聖護院中町15)
■発表申込締切:2017年6月23日(金) ← 2017年7月7日(金)※延期
■原稿締切:  2017年7月31日(月)23:59 ※厳守
■HCIP参加費: 8,000円(併設ワークショップになりますので、HCI研究会の参加費とは別途必要になります。)※8/28追記
■宿泊申込締切:2017年8月7日(月)

問い合わせメールアドレス:sighci174 @マーク sighci.jp



第174回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(HCI174)は2017年8月23日、24日に
京都・聖護院御殿荘での開催です.

今回のテーマは開催地にちなんで「歴史・文化とインタラクション」です.
歴史や文化はインタラクション技術にどのような影響を与えたか、
これから生まれるインタラクション技術が歴史や文化にどのような影響をあたえるか、
歴史や文化を背景としてインタラクション技術はどうあるべきなのか、
など様々な切り口からこのテーマについて議論していただければ幸いです.

宿泊申し込みフォームはこちら(宿泊申込締切 (最終) 2017年8月7日  ← 2017年8月18日(金)17:00 ※延期
https://goo.gl/forms/GWXIWGr3URFLZHT33

皆様からの積極的なお申込みをお待ちしております.

発表申込と論文投稿のご案内

■発表申込締切: 2017年6月23日(金)
■原稿締切:   2017年7月31日(月)23:59 ※厳守
■原稿ページ:  PDF形式 8ページ以内
※原稿締切が厳格化されています.一切の遅延が許されませんのでご注意ください!

Webフォーム経由での申し込みになります.
以下URLの「発表申込」メニューからお申込ください.
発表申し込み先: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/hci
論文タイトル・概要・著者リストなどの情報を手元に用意した上で、
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/hci
からリンクをたどって、フォームに記入して申し込みをしてください.原稿の送付も同じシステムで行います.
原稿フォーマットについては情報処理学会の下記URLを参照してください.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

【学生発表賞について】
HCI研究会では学生の優秀な発表に対して学生奨励賞を授与しております.発表者が学生の場合、申し込み登録フォーム中「研究会への連絡事項」の欄に「学生発表」と記入してください.

プログラム

【2017年8月23日】
13:00 - 13:05 : 開会式

13:05 - 14:20 : 一般発表 VR・AR 座長 : 吉高淳夫 (北陸先端大)
(1)M系列に基づく円筒バーコードを用いたAR和服帯試着システム
  奥山 瑞希*, 的場 やすし, 椎尾 一郎(お茶の水女子大)
(2)GetToyIn:仮想ドールハウスのための実世界インタフェース
  尾崎 保乃花*, 的場 やすし, 椎尾 一郎(お茶の水女子大)
(3)手掌部の前に配置する仮想メニューの提案と設計
  浅井 拓己*(立命館大), 大槻麻衣 (筑波大), 柴田 史久(立命館大), 木村 朝子 (立命館大)

14:30 - 15:45 : 一般発表 コミュニケーション 座長 : 西本一志 (北陸先端大)
(4)Anamorphiconを利用したTV会議システムの実装と提案
  柳川 優子*, 的場 やすし, 椎尾 一郎(お茶の水女子大)
(5)博物館におけるテレコミュニケーションロボットのデザイン
  松村 耕平, 柴田 太一*, 野間 春生(立命館大学)
(6)MRデバイスを使った現実空間と仮想空間との混在環境におけるコミュニケーション支援の基礎的評価
  武田 優生*, 山本 景子, 倉本 到, 辻野 嘉宏(京都工芸繊維大学)

16:00 - 17:30 : 招待講演 座長 : 松村 耕平 (立命館大学)
『CHIカンファレンスにおける活動と個人的な傾向と対策』
 樋口啓太氏(東京大学)45分

『Asian CHI Symposium 開催報告』
 坂口紗季氏(東京大学)45分

17:30 - 17:35 : 表彰式
第173回研究会 学生奨励賞
菅佐原 俊介 君(関西学院大学)
「肩載せPTZカメラを用いた写真撮影システム 」

20:00 - 22:00 : 特別企画 歴史・文化とインタラクション
⇛詳細についてはこちら


【2017年8月24日】
10:00 - 10:50 : 文化と教育1 座長 : 西田 健志(神戸大)
(7)フォントと手書きの融合文字に対する好感度調査
  佐々木 美香子*, 久保田 夏美, 斉藤 絢基, 新納 真次郎, 中村 聡史, 鈴木 正明(明治大学)
(8)文化遺産の展示鑑賞において高解像デジタル画像を活用する技術の考察
  北村 啓子(国文学研究資料館)

11:00 - 12:00 : 招待講演 座長 : 木村 朝子(立命館大)
梶田真章様(法然院)

12:00 - 13:00 : 休憩(運営委員会)

13:00 - 14:15 : 文化と教育2 座長 : 山本景子 (京都工芸繊維大)
(9)オープンアクセスを見据えた研究室論文データベースの構築
  宮代 理弘*, 宮下 芳明(明治大学)
(10)CHI勉強会2017:ネットワーク連携した勉強会の試みとその支援システム
  松村 耕平(立命館大), 尾形 正泰 (産総研), 小野 哲雄 (北大), 加藤 淳(産総研), 阪口 紗季 (東京大), 坂本大介 (北大), 杉本 雅則(北大), 角 康之(はこだて未来大), 中村 裕美 (産総研), 西田 健志 (神戸大), 樋口 啓太 (東大), 安尾 萌 (関西大), 渡邉 拓貴 (北大)
(11)物語の登場人物を把握しやすくするシステムの提案
  謝 涵*, 西田 健志(神戸大学)

14:30 - 15:20 : 一般発表 理解 座長 :
(12)ビジュアルイメージを用いた記憶トリガ管理システムの提案
  松田 滉平*(明治大学)
(13)WePatch:ユーザによるWeb上のBADUI改善システムの評価
  田島 一樹*, 中村 聡史(明治大学)

15:20 - 15:25 : 閉会式


*マークは学生奨励賞の対象となる学生発表.


特別企画『歴史・文化とインタラクション』

日時:8月23日(水) 20時~22時

概要
歴史や文化とHCIはどのように関係してきたか、どのように影響を及ぼしてきたか.
また、これからHCIは歴史や文化の継承などの課題に対してどう貢献すべき
なのかなどについて多面的な議論をしたいと思います.

内容
歴史的・文化的な施設・資料・データとHCI技術の融合に関してグループディスカッションを行なう.
以下をグループ内で意見・アイディアをまとめ,代表者の発表を通じて全体で共有・議論する.

1.歴史・文化的な施設に関わる不便な体験
2.歴史・文化的な施設・資料・データに関する課題への
 インタラクション技術を利用したアプローチ
 (こんなインタラクティブシステムが提供されたら,より理解 が深まるのではないか、など)
3.本テーマを議論形式の大学講義で行なうとしたら,どのような課題を学生に課すか

SIGHCI174担当
主査:木村朝子(立命館大)
幹事:松村耕平(立命館大)
担当運営委員:
 瀬川典久 京都産業大学
 中村嘉志 国士舘大学
 西田善彦 富士通デザイン株式会社
 山本景子 京都工芸繊維大学
 吉高淳夫 北陸先端科学技術大学院大学
 井尻敬  芝浦工業大学